Fireworks MX 2004の代表的な画像補正のメモ。
レベル補正はFireworks MX 2004の代表的な画像補正方法。
レベル補正の目的は、入力階調を出力階調まで広げ、ダイナミックレンジを拡大することにある*。
入力階調を出力階調に広げることで白はより白く、黒はより黒くなる。そのいっぽう、諧調飛びと呼ばれる状況が起こる。バランスを見て行なうことが大切。
レベル補正は赤(R),緑(G),青(B)の各チャンネルごとに行うことができまる。RGBを選択すると全てのチャンネルに同じ処理が行われる。
トーンカーブははFireworks MX 2004の代表的な画像補正方法。
トーンカーブは1次関数で表される。入力値の諧調(X軸)を出力値の諧調(Y軸)に対応させる。諧調は入力値(X軸),出力値(Y軸)ともに原点が0を表し、それぞれ、軸の端が255を表す。
トーンカーブの45度線を持ち上げると、入力値に対する出力値の諧調が増加するので画像は全体的に明るくなる。
へこませると入力値に対する出力値の諧調が小さくなるので画像全体は暗くなる。
トーンカーブ補正は赤(R),緑(G),青(B)の各チャンネルごとに行うことができまる。RGBを選択すると全てのチャンネルに同じ処理が行われる。
*Fireworksは色を光の三原則(RGB:Red,Green,Blue)で表現します。Red,Green,Blueの各々をチャンネルとよびます。
Fireworks MX 2004はPhotoshopのようなクイックマスク機能を持っています。
Fireworks MX 2004のクイックマスクがPhotoshopのそれと異なる点は、Fireworksのクイックマスク機能はマスクされた部分を削除することはできません*。ブラシツールでマスクする部分を追加することはできます。
*Photoshopは消しゴムツールを使うことによりマスク部分を削除することができます。
Fireworksを使用して写真を補正する。
携帯のカメラで撮影した画像です(352×288)。
レベル補正で入力レベル15⇒出力レベル0へ補正します。
トーンカーブでチャンネルRGBを選びS字カーブの補正処理を行ないました(コントラストをはっきりさせます)。
レベル補正とトーンカーブを同時に適用して補正しました。
レベル補正でシャドウ部分の諧調を広げ,トーンカーブでコントラストを高めました。
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