Windowsが起動しないトラブルへの対処の方法をまとめました。
セーフモードより次のような対処が行えます。
※1:セーフモードは起動時にF8を押します。セーフモードの詳細は本ブログセーフモードを参考にしてください。
※2:詳しくは本ブログシステムの復元をご参考にしてください。
※3:個人的な経験では,セーフモードの場合もUSBを利用できるため重要データをUSBへバックアップすることができました。
※4:チェックディスクは問題の原因が物理的な場合、より深刻な問題を引き起こす可能性があります。まずは他の手段を試してみるべきだと思います。
STEP1で不具合が解消しない場合に行います。セットアップユーティリティ※1で不具合がハード(HDDなど)の問題なのかを見極めます。ハードの不具合は,交換などが必要となります。Windows(ソフト)の問題ならば、Windowsを再インストールします※2。
※1:セットアップユーティリティを表示するには起動時にF2を押します。
※2:再インストールはソフト的な問題の最後の手段と考えるべきでしょう。再インストールする場合は自己責任で行ってください。
アプリケーションの再インストールやユーザーデータの復元など,パソコンをWindowsの再インストール前の環境に戻します。
起動に必要な最小限の機能をして起動する方法を“セーフモード”といいます。
通常モードでWindowsを起動できない場合であっても、最小限の機能を利用して起動するセーフモードでは起動可能な場合があります。
起動時にF8キーを押す※1とセーフモードで起動できます。
複数回押す必要がある場合があります。
セーフモードには3種類あります。
単なるセーフモードが最も最小限の構成で起動するのでトラブルの際は、起動できる可能性が高くなります。
セーフモードで起動すると次の画面が表示されます。
[はい]と[いいえ]を選択した場合の動作はそれぞれ以下のとおりです。
復元ポイントを作成するとWindowsに問題が起こった際に復元ポイントに戻すことができます。復元ポイントの作成は、[スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[システムの復元]で行うことができます。
復元ポイントは、デフォルトでは手動で作成しなくても、プログラムのインストール時などに自動で行われています。しかしプログラムをインストールする前に行っておけばより安心です。
パソコンで強制終了が必要な場面は大きく2つあります。
WindowsXP/2000ではパソコン(Windows)自体を強制終了する場面は大幅に減少しました。しかし、アプリケーションを強制終了する場面はまだあるようです。
※1:プロセスタブには多くのプログラムが表示されますが、正確に終了したいプログラムを選択する必要があります。
パソコン(Windows)を強制終了するには,起動ボタンを長押し(数秒)します。再起動は強制終了されてから数十秒待って行なうことを進めます。
パソコン(Windows)の強制終了はシステムにダメージを与える危険があります。自己責任で行って下さい。
チェックディスク※1はハードディスクの損傷を調査して修復するWindows付属のツールです。
チェックディスクはハードディスクのファイルの損傷を修復する機能であり、物理的な損傷を直すわけではありません。
※1:XP/2000はチェックディスク,Me/98はスキャンディスクと呼びます。
チェックするドライブを右クリック→[プロパティ]→[ツール]タブ→エラーチェック[チェックする]※1
CドライブのようにWindows自身をインストールしているドライブにチェックディスクを行うと再起動後にチェックディスクが開始されます。
※1:チェックディスクはコマンドプロンプトから実行する方法もあります。
チェックディスクはハードディスクドライブのファイルの損傷をチェック,修復しますが、原因が物理的な場合、問題を深刻にする可能性もあります。実行は自己責任で行ってください。
上記を踏まえた上で、チェックディスクを実行する際の注意点をまとめます。
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