ホームページのアクセスの多くは,Yahoo! Japan,Google,Bing(旧Windows Liveサーチ)などの大手検索エンジンを経由してきます。
検索エンジンにおいて目的のキーワードが検索された際にウェブサイトを検索結果の上位に表示することをSEO(Search Engine Optimaization:検索エンジン最適化)といいます。
SEO(検索エンジン最適化)は大きページ内SEOとページ外SEOに分けることができます。
ホームページ自体に行うSEOがページ内SEOです。代表的なページ内SEOとして次の対策が挙げられます。
代表的なページ外SEOは他のサイトからリンクしてもらうことです。外部のサイトから自分のサイトへのリンクを被リンクとよびます。多くのくの検索エンジンでは,被リンクをそのサイトの人気(質の高さ)を表す指標の1つと考えます。しかし、単に被リンクを増やすことに対するページ外SEOの効果は薄くなりつつあります。
現在の検索エンジンは,リンク元サイトの質を評価します。つまり被リンクの数が多くても,リンク元サイトの評価が悪ければ,その被リンクを検索エンジンは評価しなくなってきました。質の高いサイトからのリンクがページ外SEOで重要になります。
ホームページ自体に行なうSEO対策をページ内SEOと呼びます。ページ内SEOはサイト制作者自身が行なえるSEO対策です。本記事ではページ内SEOをまとめています。
具体的にはホームページに下記の記述を挿入します。
★★★には上位表示したいキーワードを含めることが大切です。
<head> .......... <title>★★★</title> .......... </head>
titleタグ記述する文字数(★★★の部分)は,全角20文字に収めるとことをお勧めします。
Google,Yahoo! Japanの検索結果で表示されるtitleタグの文字数は,下記のように決まっています。
titleタグと同様に具体的にはホームページに下記の記述を挿入します。
<head> .......... <meta name="keywords" content="★★★" /> .......... </head>
★★★の部分に上位表示したいキーワードを記述できます。
キーワードはカンマ(,)で区切り複数記述することができます。
しかし記述しすぎは検索エンジンスパムになる場合があります。
titleタグ,keywordと同様にホームページに下記の記述を挿入します。
<head> .......... <meta name="description" content="★★★" /> .......... </head>
要約部分である★★★には検索エンジンで上位に表示させたいキーワードを含めます。
検索エンジンは検索キーワードを多く含むページを評価します。そのためサイト作成者は上位表示したいキーワードをページ内に多く記述する必要があります。
しかしキーワードが異常に多いページを検索エンジンは異常なページ見なすことがあります。重要なのは内容を充実させることにより,自然にキーワードを多く含むことです。
ページがどれくらいキーワードを含むかを簡単に調べられるサイトをご紹介します。
キーワード出現頻度解析
検索エンジンは画像(JPEG,GIF,PNG等)の内容を判別できないため,画像内容をimg要素のalt属性から推測します。
そのため画像にはalt属性により説明を記述するようにします。
alt属性の記述はアクセシビリティの面からも必ず記述する必要があります。
ページ数が増えれば,検索エンジンで表示されるページも当然多くなります。また後述する内部リンクの数が増えるという効果もあります。
検索エンジンは外部からのリンクだけでなく,同じサイトからのリンクも評価します。そのためナビゲーションをきちんと作ることが大切です。
質の高いサイトからのリンクを得ることがページ外SEOの基本となります。他のサイトから自分のサイトへ張られたリンクを被リンクと呼びます。被リンクを得る方法を大きく4つに分類します。
SEOと被リンクについて考えます
本記事では、SEOの観点からマイナスになる被リンクや、全く効果のない被リンク※1が存在するかを考えます。
※1:リンクファームと呼ばれる明らかにスパムとなるもは対象としません。
Yahoo! JapanやGoogleなどの大手検索エンジンはリンク元の“質”,“テーマ”を考慮します。
質の高いサイトからのリンクは高く評価されます。リンク元のサイトの質が高いとは、リンク元のサイト自体が多くのリンクを得ているサイトです。質の高いサイトの代表的なものとしてYahoo! JapanやDMOZなどがあります。Googleの場合、ページランクの高いサイトは質の高いサイトの1つの指標と考えられます。
自サイトと同じテーマのサイトからのリンクは高く評価されます。
たとえば中古車情報を扱ったサイトの場合、中古や車を扱ったサイトからのリンクは高く評価される傾向にあります。
下記のような被リンクがマイナス(またはスパム)になる場合があるのかを考えます(明らかに問題が指摘されているリンクファームは除きます)。
個人的には被リンクはリンクファームでもない限り、リンクされた側では操作できないため、マイナスの影響をもつ被リンクはないと思います。しかし上記のような被リンクがマイナスになると指摘しているサイトもあります。
スパムサイトからの一方的なリンクはマイナスにならないと思いますが,相互リンクしている場合は,マイナスになる可能性もあると思います。
上記のサイトは(2),(3)についてマイナスに影響しないと述べています。
動的ページであってもGoogleにインデックスされ、ページランクが割合に高いページが存在します。よって動的ページからのリンクでも一定のSEOの効果が考えられます。一般的にクエリ文字列(URLの?以降の文字列)が短いほうがよいといわれています。
Yahoo! Japanは被リンクの数をあまり評価していないように思えます。Yahoo! Japanディレクトリに登録され、キーワードの出現率なども同じで、被リンク数が10倍程度違うサイトであっても、被リンク数の少ないサイトが上位に表示される場合を見かけます
GoogleでURLのみ表示され、タイトルや説明文が表示されない原因を考えてみます。2つのタイプに分類できます。
Googleはページの存在を認識していますが、被リンク数が少ないためURLしか表示していないと考えられます。被リンク数を増やす対策で改善が期待できます。
この現象が管理サイトで発生しましたが下記のサイトにあるように様子を見ていた結果、正常な表示に戻りました。
»Google で URL 検索時に URL しか表示されない現象
»Su-Jineの独り言
»Website Explorer(ウェブサイト・エクスプローラ)
»買いパラネットショップ 検索エンジン
»Pythagoras(ピタゴラス)
Google Page Rank Checker
ページランクチェックツール
Googleツールバー
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