EC2インスタンスタイプとEBSの容量をスケールダウン : AWS
AWS EC2のインスタンスをt2.microからt2.nanoへ変更し、同時に100GBのELBを15GBへ縮小したときの作業メモです。
前提
- 既存
- t2.micro(8GBのルートでバイス)
- EBSは100GB(/dev/xdvf)
- /dev/xdvfは/dataへマウント
- 新規
- t2.nano(8GBのルートでバイス)
- EBSは10GB
手順
- 既存のEC2インスタンスからAMI作成します。
- AMIからt2.nanoインスタンスを作成します(以後instance-t2-nano)。
作成時にアタッチするVPC/サブネットやセキュリティーグループなどを指定します。
- Elastic IPを取得しinstance-t2-nanoへ関連付けます。
- 10GBのEBSを作成します。
- 作成したEBSをinstance-t2-nanoへアタッチします。
instance-t2-nanoへSSHで接続しlsblkコマンドでアタッチ済ブロックデバイスを確認します。
(以降10GBのEBSのデバイス名はxvdgとします。)
$ sudo lsblk
- xvdgのファイルシステム作成します。
$ sudo mkfs -t ext4 /dev/xvdg
- xvdgをマウントするディレクトリを作成します。
(移行ディレクトリ名をdata-newとします。)
- 既存の/dataディレクトリと所有者、グループ、パーミションを合わせます。
/dataは所有者ubuntu、グループubuntu、パーミション755とします。
$ sudo chown ubuntu data-new
$ sudo chgrp ubuntu data-new
$ sudo chmod 755 data-new
- xvdgをinstance-t2-nanoの/data-newへマウントします。
$ sudo mount /dev/xvdg /data-new
- dataとdata-newを同期します。
$ sudo rsync -axP /data/ /data-new
11 /dev/xdvfを/dataからアンマウントします。
$ sudo umount /dev/xvdf
12 /dev/xdvgを/data-newからアンマウントし/dataへマウントします。
$ sudo umount /dev/xvdg
$ sudo mount /dev/xvdg /data
13 既存のインスタンスへ関連付けているIPを関連付けを解除します。
14 解除したIPをt2.nanoへ関連付けます。
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