PHP, MySQL, WordPressに関するCPIの初期設定 : サーバ

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レンタルサーバCPIで制作する案件が増えているのでCPIの覚書。

PHP

CPIはPHPを複数のバージョンから選択できる。PHPはデフォルトでは動作しない。動作させるにはhtmlディレクトリにhtaccessを作成しAddHandlerを追加する。
下記のサイトに詳しい解説がある。

まず必ずhtaccessを設置しなくてはならナイのだが
この記述について「Online Help」を見ると
コンパネの「お客様情報」の「プログラムのパスとサーバの情報」に
使えるVer.が記載されてるから
そのうちのどれかを選択して下記のように記述

AddHandler x-httpd-phpXXX .php
XXXはPHPのVer.で5.2.4 の場合だと以下のようになる
AddHandler x-httpd-php524 .php

x-htttp-php524 と.phpの間は半角スペース。

» 余威の慫慂~耽溺者の備忘録~: CPI共用サーバでのPHP使用環境整備

MySQL

CPIはMySQLを複数のバージョンから選択できる(4.x/5.x)。
接続情報は下記に掲載されている。
» http://x.doc.secure.ne.jp/tools/db/db.php

WordPress

CPIにWordPressを設置する際にデフォルトの設定で発生する問題。

  1. 文字化け
  2. パーマリンクの設定画面で「カスタム構造 」を選ぶとWordpressへアクセスできなくなる

1. 文字化けの解消

文字化けはphp.iniの文字コードの設定を変更することで解消する。[ホーム] > [お客様情報] > [プログラムのパスとサーバの情報]画面から該当するバージョンのphp.iniの設定ををコピー&ペーストして新しいphp.iniを作成する。
» Online Help for ControlPanel(PHPの設定を変更する)
php.iniの該当部分を変更して/usr/home/ユーザーID/secure/にアップロードする。

mbstring.internal_encoding = utf-8
mbstring.encoding_translation = Off

htaccessにphp.iniを参照する記述を追加する(php.iniをsecureディレクトリ直下に配置した例)。

suPHP_ConfigPath /usr/home/ユーザーID/secure/

2.パーマリンクで「カスタム構造」を選んだ際の問題

htaccessファイルに下記の記述を追加する

Options +FollowSymLinks

最終的なhtaccessファイルの例

AddHandler x-httpd-php528 .php    # PHPを許可
Options +FollowSymLinks     # カスタム構造の有効化
suPHP_ConfigPath /usr/home/ユーザーID/secure/php.ini     # 文字化けの解消
# BEGIN WordPress
<ifModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /wordpress/
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /wordpress/index.php [L]
</ifModule>
# END WordPress

» WordPress2.7の導入(5) パーマリンクの設定とレンタルサーバCPIでの対応 – sprouthead blog

開発中のBasic認証のメモ

CPIはコントロールパネルからBasic認証を設定できる。コントロールパネルからのBasic認証の設定はpasswdファイルを作成するのに便利。コントロールパネルでBasic認証を行うとhtaccessを上書きするので下記のhtaccessを設定後に再度アップロード。

AuthUserFile /home/ユーザーID/html/wordpress/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
AuthName "Protected Area"
AuthType Basic
<Limit GET POST>
require valid-user
</Limit>

# BEGIN CPI
AddHandler x-httpd-php528 .php     # ----- PHPを許可
Options +FollowSymLinks     # ----- カスタム構造の有効化
suPHP_ConfigPath /usr/home/ユーザーID/secure/php.ini     # ----- 文字化けの解消
# END CPI

# BEGIN WordPress
<ifModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /wordpress/
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /wordpress/index.php [L]
</ifModule>
# END WordPress

WP-DBManagerの設定

» MySQLバックアップ用プラグインWP-DBManager : WordPress

ルート以外にインストールしたWordPressをルートで表示

» ルート以外にインストールしたWordPressをルートで表示 : WordPress

[1] オンラインヘルプにあるように該当箇所のみを記述したファイル(差分)ではダメ。

php.iniファイルに必要な箇所しか記述しない場合(ここでは register_globals= On)は、正常にPHPが動作しません。php.iniファイルを作成するときには、弊社標準のphp.iniファイルを編集されることをお勧めします。
(コントロールパネルの【お客様情報】から【プログラムのパスとサーバの情報】を選択し、【PHP iniの設定情報】をクリックして、内容をコピー&ペーストしてご利用ください。)

» PHPの設定を変更する
[2] php.iniは任意のディレクトリにアップロードできる。その効果はファイルを配置したディレクトリのみでありサブディレクトリへの影響しない。配置ディレクトリ以下の任意のディレクトリで設定を反映したいときはhtacessと併用する。
[3] php.iniは任意のディレクトリにアップロードできるが非公開フォルダsecureにアップロードしてhtaccessで参照する方法が良い(ただしこの場合htacessを配置したディレクトリ以下のサブディレクトリにも設定の効果が及ぶ。

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  1. […] https://findxfine.com/server/domain/1224.html […]

    ピンバックbyCPIサーバーネタとりまとめ | 23.4度傾いて眺める街並み — 2011-03-15 @ 10:19 AM


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