非置換インラインボックスの覚書。
非置換インライン要素から生成されるボックスを非置換インラインボックスと呼びます。
内容領域の幅 + 左右のパディング + 左右のボーダー + 左右のマージン
非置換インライン要素に指定されたline-heightプロパティーは、そのインラインボックスの正確な高さになります。
line-heightプロパティーの指定がない場合は内在領域によって自動的に高さが決定します。
益子貴寛著「Web標準の教科書 XHTMLとCSSでつくる”正しい”Webサイト」では次のように説明されています。
非置換インライン要素の高さの計算には、マージン、ボーダー、パディングは含まれず、それらの領域はインラインボックスの周囲に表示される。つまり、行ボックス全体の高さが、内部に含んでいるインラインボックスの外辺(マージンの辺)よりも短い場合、ボーダーやパディングが隣接する行ボックスにはみ出すことになる。この場合、インラインボックスのボーダーやパディングが行ボックスによって切り落とされても良いとされている
非置換インライン要素は行内の一部として配置されるため、上下のマージンを設定しても無視されることに注意が必要です。
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