Pythonの環境構築 : Python

Pocket

Python3で、NumPyを使用するメモです。

概要

Mac OSで、Python3の仮想環境を作成します。
NumPyをインストールして使用します。

本記事の構成は、以下のとおりです。

  1. venvで仮想環境を構築
  2. NumPyを利用

仮想環境を構築

本章の構成は、以下のとおりです。

  1. 仮想環境を作成
  2. 仮想環境有を効化

仮想環境を作成

$ cd /path/to/project
$ python3 -m venv venv

最後の引数には、ディレクトリ名を指定します。
ディレクトリ名は、任意の文字列で良いですが、慣用的にvenvにするようです。

上記コマンドを実行した結果、いくつかのディレクトリとファイルが作成されます。

$ ll venv
drwxr-xr-x  12 xxxx  staff   408B  8 11 11:00 bin
drwxr-xr-x   2 xxxx  staff    68B  8 11 11:00 include
drwxr-xr-x   3 xxxx  staff   102B  8 11 11:00 lib
-rw-r--r--   1 xxxx  staff    75B  8 11 11:00 pyvenv.cfg

仮想環境を有効化・無効化

// 有効化
$ source ./venv/bin/activate
// または
$ . ./venv/bin/activate

typeコマンドで仮想環境のpython3コマンドが利用されていることを確認できます。

$ type python3
python3 is /path/to/project/venv/bin/python3
// 無効化
$ deactivate

NumPyを利用

本章の構成は、以下のとおりです。

  1. NumPyをインストール
  2. NumPyを使用

NumPyをインストール

Python3のパッケージ管理ツールpip3を使って、NumPyをインストールします。

$ pip3.7 install NumPy

NumPyは、venv/lib/python3.7/site-packagesディレクトリへインストールされました。

$ ll venv/lib/python3.7/site-packages
// ...
drwxr-xr-x  31 xxxx  staff   1.0K  8 11 11:09 numpy
drwxr-xr-x   8 shiroshi  staff   272B  8 11 11:09 numpy-1.15.0.dist-info
// ...

NumPyを使用

$ cd /path/to/project
$ python3
>>> import numpy as np
>>> a = np.array([1, 2, 3])
>>> type(a)
<class 'numpy.ndarray'>

簡単なサンプルですが、NumPyを使用できることが確認できました。

requirements.txt

インストールしたパッケージの設定を保存。gitに含めれば、pipコマンドで一括インストールできる。

$ pip3.7 freeze >> requirements.txt

コメント

No comments yet.

コメントの投稿

改行と段落タグは自動で挿入されます。
メールアドレスは表示されません。