運動量(momentum)の覚書。
運動している物体は、静止状態では持つことがない運動量という物理量を持つ。
p = m•v p[kg•m/s]:運動量, m[kg]:質量, v[m/s]:速度
同じ質量でも大きい速度を持つ物体の運動量は大きい。また速度が同じ場合は、質量の大きい物体の運動量は大きい。運動量は速度のように方向を持つ(ベクトル量)。
運動量の変化は力積として表すことができる。
F•t = mvB - mvA F•t:力積, F:[kg•m/s2], t[s]:時間
(複数の物体をグループとしてみた)物体系に働く外力の合力が0 ⇒ 運動量は変化しない
m1•v1 + m2•v2 = m1•v1’+ m2v2’
外力の合力が0である例として、物体の衝突がある。弾性衝突は、運動量保存の法則が成り立つ。
※弾性衝突
e = - (v1’ - v2’)/v1 - v2 e:反発係数(スカラー)
e = 1 ⇒ 弾性衝突
e < 1 ⇒ 非弾性衝突
e = 0 ⇒ 完全非弾性衝突
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