Outlook Express6(WindowsXP)※1からWindowsメール(Windows Vista)へのメールデータの移行をご紹介します。
本記事ではWindowsXPを前提としていますが、2000の場合でも同様です。
本記事で移行対象とするデータは次の3種類です。
Exma4というOutlook Expressのデータバックアップ用ソフトを利用してメール本体,アドレス帳をバックアップします。
Exma4の操作は非常に簡単です。Exmaでバックアップを行うとExma_bkupフォルダが作成されメール本文,アドレス帳などが保存されます。
Exma_bkupのサブフォルダにはMail,Wab,Regというフォルダが作成されています※1。wabWindows VistaへExma_bkupフォルダを移動します※2。
※1:Favorites.htmも作成されている場合、このファイルはIEのお気に入りのデータファイルです。Windows Vistaへ移動しておくとIE7に簡単にお気に入りを移行できます。
※2:Mailフォルダにメールデータ、Wabフォルダ(の拡張子wabファイル)にアドレス帳データが保存されています。RegファイルはExma4が必要とするファイルなので今回は利用しません。
Outlook Express6のメニューバー[ツール]→[アカウント]ダイアログのメールタブを選択し移行したいアカウントを選択して[エクスポート]をクリックします。拡張子iafファイルが作成されるのでそれをVistaへ移動します。
Windows VistaのWindowsメールを起動します。
Windowsメールのメニュー[ファイル(F)]→[インポート(I)]→Windowsアドレス帳(C)を選択し、先ほど移動したWabフォルダ(Exma_bkup)の拡張子wabファイルを選択します。以上でアドレス帳のインポートは完了です。
Windowsメールのメニュー[ファイル(F)]→[メッセージ(E)]→[Microsoft Outlook Express6]→[Outlook Express6ストアディレクトリからメールをインポートする]で先ほど移動したMailフォルダ(Exma_bkup)を選択します。以上でメール本体のインポートは完了です。
Windowsメールのメニューバー[ツール]→[アカウント]ダイアログのメールタブを選択し[インポート]をクリックします。ファイル選択ダイアログで先ほど移動した拡張子iafファイルを選択します。以上でアカウントが移行されます。
Vistaの標準メールクライアントWindowsメールのバックアップ·リストアの方法をご紹介します。
Windowsメールはバックアップ·リストアが大変簡単になり、[ファイル]メニュー→[エクスポート]でバックアップでき、[ファイル]メニュー→[インポート]でインポートできます。
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