ウェブ広告の効果測定 : マーケティング

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ネット広告※1の効果を計るにはコンバージョンを測定する必要があります。本記事ではコンバージョンを使ったネット広告の効果測定をご紹介します。

※1:本記事のネット広告という言葉は、検索連動型広告(キーワード広告,リスティング広告),コンテンツ連動型広告を指します。

コンバージョンとは

購入,問合せ,登録,資料請求など、サイトの収益(目的)につながるアクションが発生したアクセスをコンバージョンと呼びます。

コンバージョンによるネット広告の効果測定

コンバージョンを基にしたネット広告の効果測定指標をご紹介します。

1コンバージョン獲得費用(CPO:Cost Per Order)
ネット広告で1コンバージョンを得るのに必要な金額を“1コンバージョン獲得費用”といいます。
1コンバージョン獲得期間(PPO:Period Per Order)
ネット広告で1コンバージョンを得るのに必要な期間を“1コンバージョン獲得期間”といいます。

コンバージョン獲得費用(CPO:Cost Per Order)

検索連動型広告で1コンバージョンを得るのに必要な金額を1コンバージョン獲得費用(CPO:Cost Per Order)といいます。

コンバージョン獲得費用は次の値から測定します。

  • クリック単価
  • コンバージョン率

コンバージョン率とはネット広告経由のアクセスの中で、実際に購入や資料請求などの広告の目的に沿ったアクション(コンバージョン)を行なった割合です。

オーバーチュア,Google AdWordsはともに、クリック単価,コンバージョン率が分かる機能を備えています。

  • オーバーチュア⇒コンバージョンカウンター
  • Google AdWords⇒コンバージョントラッキング

1コンバージョン獲得費用の計算

コンバージョン獲得費用=クリック単価×コンバージョン率

1コンバージョン獲得期間(PPO:Period Per Order)

検索連動型広告で1コンバージョンを得るのに必要な期間を1コンバージョン獲得期間(PPO:Period Per Order)といいます。コンバージョン獲得期間は次の値から測定します

  • 1日当たり広告表示回数
  • クリック率
  • コンバージョン率

1コンバージョン獲得期間の計算方法

1日当たりコンバージョン数(A)=1日当たり広告表示回数×クリック率×コンバージョン率

Ax=1 xは1コンバージョン獲得期間

x=1/A

Web広告は効果の把握がしやすい広告媒体です。検索連動型広告はコンバージョンを測定できます。

オーバーチュア,Google AdWordsともにコンバージョンの測定方法は管理画面で取得したJavascriptコードを目的のアクション(購買や資料請求など)完了ページに挿入します。

コンバージョン率は業界/分野により大きく異なるため,自己サイトでのデータ蓄積がとても重要です。

Google Adwords

Google Adwordで広告効果を正確に把握するために最初にするべきことはコンバージョントラッキングコードの追加です。コンバージョントラッキングコードを追加することにより,AdWords広告からのユーザーでコンバージョン※1を行ったユーザーを知ることができます。

コンバージョン率が低い場合は,その広告効果は低く,高い場合は広告効果が高いといえます。

購入,問合せ,登録,資料請求などのサイト収益(目的)につながるアクションを伴ったサイトの訪問をコンバージョンと呼びます。

コンバージョントラッキング追加の流れ

1.トラッキングコードの取得
Google AdWords管理画面でコンバージョントラッキングコード(Javascriptコード)を取得します。
2.トラッキングコードをページに挿入
取得したトラッキングコードをコンバージョンを計測したいページ(多くは注文完了ページや資料請求完了ページなどの送信完了ページ)に追加します。

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